横浜の仕出し弁当屋、うお時の若旦那による始末書日記

さて、本日3本目のブログです。
今朝はメチャクチャ早く、朝4時前に起床し、4時半には仕事を始めたせいか、
妙にテンションが高くなっております。（笑

しかし、暑かったですね。
今年初の夏日だったそうで。。
長袖のYシャツ姿の僕としては・・・・・・・
久々に、どえらい暑い日となりました。。

で・・・・

今日は7月4日。
アメリカ合衆国の建国記念日。


というわけで、今日は、これを聴かねばなりません。



Jimi Hendrix 1970年発表のライブアルバム『Band of gypsys』
曲は、未収録曲の♪ The star spangled banner　（American national anthem)♪

つまり、ジミー・ヘンドリックスの「アメリカ国歌」。

ご存知のように、国歌そのものは色んな方々に歌われたり、演奏されたりするものですが
このジミ・ヘンのバージョンは、いかにも混沌とした60年代をあらわしているような気がします。
チューニングの取れていないギターで弾く、この国歌は、国や政治に対する不信感や
絶望感を表現してると、僕は勝手に思ってます。
（1969年8月に開催された、ウッドストックでの演奏はあまりにも有名ですよね）

熱い時代ですよね、本当に。。

ご存知のように、ジミー・ヘンドリックス自身、別に反体制派でもなければ
活動家ではない訳です。
けれど、周囲が勝手に作ったイメージ、つまり「反体制的」、あるいは「反逆のヒーロー」という
イメージが彼にとっては重荷となり、結果、アルコールやドラッグの世界に進んでしまうわけです。
きっと時代が、混沌とした時代が、そういったヒーローを求めていたのかも知れません。
それが、彼だったんじゃないか・・・と。


最近、クールな時代なんじゃないかって思います。
もっと言えば、熱い人が少なくなってきたのかな・・・と。
思いの強い人、というのかな。

何かを変えるには、きっと、誰かが、最初の1歩を踏み出さなければ・・・・
それは、政治とか、周囲の事だけでなく、自分自身もそう。

なかなか、1歩、踏み出すことに、面倒くささや恐怖がありますが
それをしなければ、変化すること、改善することは無い訳で・・・・・

4th of Julyに、ジミ・ヘンを聴いて、そんな風に思った次第。

良く、もうじき還暦を迎える母が、僕に
「貴方を早く生んで、60年代、70年代を見せたかった」って良く言います。
どんな時代だったんだろうね。
IFは無いけど、もしその時代に生きてたら、僕はどうなっていたんだろう？？

まぁ、ロクなこと、してなさそうな気がするけれど。（笑