横浜の下町の大問題児、仕出し弁当屋「うお時」の三代目若旦那のブログ。もう十分、アラフォーなのに毎日、始末書を書いてます。。
横濱うお時コミュニケーションボード
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2008年04月29日

只今、おさぼり中

いやぁ~やっぱりGWですね。
全く、電話がなりません。(笑

会社的にはお休みなんですがね。
天気も良いし、こんな日は、ドライブにいきたいな。
西湘バイパスも完全、復旧したことだし。

まぁ、行ける訳が無いんですけどね。

でも、もし行けるとしたら、お供の音はコレが良いな。



エリック・クラプトン 1985(?)年発表の『August』

え、まだ、8月じゃないって?
いぃ~んです。(笑

このアルバムは僕にとって、初クラプトン。
映画『ハスラー2』の主題歌♪It's in the way that you use it♪が
入ってます。

ちなみに、こんな曲です。



いやぁ~マジでヤバすぎます。
カッコイイです。
特に、エンディングのギターソロ、
さすが、slow handと言われるお方、素晴しいです。

個人的には、♪tears in heaven♪とか♪change the world♪のような
90年代以降のクラプトンより、このスランプだった時代のクラプトンのほうが
好きなんですよね、何故か。
音がこびてない、というか、チャレンジしてるというか・・・。

まぁ、たまのお休み。
僕の代わりにドライブでも行ってくださいな。(笑

クラプトン、オススメですよ。

  


Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 15:02アルバムジャケットは芸術だ

2008年04月29日

引退??

休日にも関わらず、相変わらずの出勤。

インターネットで、毎朝の習慣、ニュースを読んでいると
某SNSサイトのニュースで驚くべき記事が・・・・・

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=12&id=473968

フィル・コリンズ、引退??

ホントかいな??
まぁ、この手の話は、以前から結構あって、数年後にカンバック
なんて、多分、そうなるんじゃないかと・・。

いや、むしろ、そうあってほしい。


1985年発表『No jacket required』

個人的にも、商業的にも、このアルバムがフィル・コリンズのソロとしては
最高傑作だと僕は思います。

今回は、このアルバムから2曲、ご紹介を。

♪sussudio♪



シンセサイザーとホーンセクションを多用した、底抜けに明るい曲。
時代を感じますね。
このPOP感覚、いかにも、UKらしさ、フィル・コリンズらしさを
感じるのは僕だけだろうか??


♪one more night♪



sussudioとは逆に、メローでシンプルな曲。
良い曲ですね、本当に。

このアルバムタイトルがフィル・コリンズらしくて・・・・
アルバム作成中にシカゴに行き、レストランに入ろうとしたら
jacket required、つまりネクタイ・ジャケット着用のお店で
ラフな服装をしていたフィル・コリンズはその場で、入店拒否をされた訳です。
それに、腹を立てて、アルバムタイトルを『No jacket required』にした・・・という次第。

それだけでも、ユーモアのセンスが有ると思うのですが
このアルバムのPV、殆どの作品で、No jacket requiredのはずなのに
スーツにタイで歌ってる。(笑

ひねくれてますよね、本当に。

フィル・コリンズは、本当にイギリス人らしいユーモアのセンスを持った
唯一無ニのアーティストだと思う。
好き、嫌いははっきりと分かれるパターンだと思いますが。
僕は、スゴクではないですが、好きですね、こういう曲も人も。

57歳で引退はちと早い気がする。
カンバックして欲しいです、本当に。


  


Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 09:35アルバムジャケットは芸術だ

2008年04月28日

天空模様 ~つつじ&赤レンガ倉庫~


デリバリー中の一休み。
ちょっと残念な曇り空。

横浜は桜が終わり、つつじの季節。
う~ん、なかなか。

赤レンガと真っ白いつつじのコントラスト
写真が上手ければ、もっときれいなはず。

残念。

そういや、今日は、修学旅行生の姿が
目につきます。

良い思い出を、横浜で作ってもらいたいものです。  


Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 15:02天空模様

2008年04月28日

The next time I fall

前回に続き、Peter Ceteraです。

今回は、86年発表のアルバム『solitude/solitaire』


前回、紹介した♪glory of love♪も収録されています。
で、今回は、Amy Grantとのデュエットソング、♪The next time I fall♪を。


うんうん、良い曲です。本当に。
大好きだったんですよね、この曲。

このアルバムには、絶対に忘れられない思い出がありまして・・・・・
僕が中学2年の時、住み込みで6年間、ウチに勤めてくれていた兄さんが故郷の
山梨に帰り、本格的に、ホテルの懐石料理店で修行することになり、
その時、餞別にくれたのが、このアルバム。
まだ、当時はカセットだったけど。(笑

16歳でうちに来て、22歳まで。
長男である僕にとっては、良くも悪くも、本当の兄貴みたいな人。

で、確か、ウチを辞めて数ヶ月、今頃だったと思うけど、
山梨から連絡があり、交通事故で逝ってしまったって連絡があって・・・。
本当に、呆然としたのを今でも覚えています。
まさか、22歳で死んじまうなんて・・・・。
苦労人で、家庭的にも決して恵まれてない人だったけど
本当に優しくて、良い兄貴でした。

気がつけば、もう10年も前に、兄貴の年齢を超えてしまったけど
まだまだ、越せてない、そんな気がしてなりません。

人はきっと、いろんな人の思いや期待を背負って生きていく生き物だと。
だから、このアルバムを聴く度に、兄貴の期待に応えて生きているのか
ついつい考えてしまうわけです、ハイ。
そして、兄貴の分も精一杯、生きていきたいものだと考えてしまうわけです、
ハイ。

きっと、子供の頃から大人ばかりの環境で育って
人の「死」ばかり見てきたから、こんなセッカチな男になってしまったのかも。
良いんだか、悪いんだか。(笑
まぁ、そんな自分の生活、生き方は、結構、好きだったりするんですが・・・。

もうじき、命日。
もし、兄貴が生きてたら「もうちょっと、落ち着け!」って怒られそうですね。(笑
まぁ、面白、おかしく、自分らしく。

今日も楽しんじゃいましょう。
good day!!

  


Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 09:04アルバムジャケットは芸術だ

2008年04月27日

転がる石のように

まぁ、ご存知のように、I luv Yokohamaな人なんですが・・・。
実は、中学~高校の頃、悩んでいたことがありまして。

というのも、自分が育った環境があまりにも他と違うんじゃないか・・・という事。
洋楽にアメ車、TVはアメリカのドラマ(マイアミバイスとか、俺がハマーだ、とか)。
そんなアメリカナイズされた家庭環境で、しかも、コテコテの横浜、下町育ち。

比較的(人によってはとんでもなく)自由で、自己責任を理解させた上での
放任主義的学校、しかもアメリカナイズされた学校に通っていても何か違う気がした。
自分が育った世界、あこがれた世界は、何処に行けばあるんだろう・・って。

で、そんな時に出会ったのが、この本。
景山民夫作、『転がる石のように』


この本は、放送作家だった景山氏が、初めてエッセイを雑誌に掲載し
それを編集し、書籍となった記念すべき本。

ストーリーは1969年、アメリカに憧れて育った主人公が、
本当の自分の世界を探しに、アメリカを放浪するというストーリー。

時代は違えども、本当に、共感できる部分が多かったと思う。
ちょっと前の日記(タイトルはNew kid in town)で書いた、
「町興しは外者(そともの)と馬鹿者にしかできない」の馬鹿者の原点がコレ。

多分、僕等は2代目のベビーブーマー世代で・・・。
両親は、当然、初代ベビーブーマー世代で・・・。
その両親が憧れたアメリカは、それこそ50’sのドラマみたいな世界
そしてそれは、ベースという箱庭をみた日本人が作り出した理想。

それを理解した時に、初めて、僕は「濱っ子」になりえたと思う。
どんなものでも興味を持ち、貪欲に吸収する。
そこから独自のものを考え、作り出していく。
今の僕のライフスタイルの基本となったものこそ、10代の葛藤と
この「転がる石のように」だったような気がする。

濱っ子の気質、此処にあり。
馬鹿者の原点、此処にあり。

しっかし、1st世代である両親には本当に感謝。
勉強は嫌いで、苦手だったけど、好き放題、いろんな事に興味を持てる環境と
影響を与えてくれたな・・・と。

僕の使命は、きっと、生まれながらにしての馬鹿者を
これから一人でも増やして、より横濱を良い街、らしい街にしていかなきゃって。
それが、僕の親孝行なのかな、きっと。
(まぁ、どこまで出来るか判りませんがね、Fufufu・・・笑)

宗教うんぬんかんぬんはともかくとして
10代で、景山民夫氏の本を読めたこと、そして学んだことは本当に
いっぱい。もっと評価されても良いはずなのにネ。

まぁ、人生だけは、「転がる石のように」なりたくはありませんが・・・。
横浜生まれの皆様、横浜が大好きな皆様、
ひょっとしたら絶版になってるかも知れませんが、是非、一度、読んでみてください。

濱っ子の心情が良く現れてる作品だと思いますので。

で、最後に、この本のタイトルにもなった、Bob Dylanの♪like a rolling stone♪を。


92年のライブ映像ですが・・・凄いです。

皆様、良いお休みをお過ごしくださいね。
good day!!

追記:
本当に、長文、散文になり・・・・お許しくださいね。  


Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 10:24