横浜の下町の大問題児、仕出し弁当屋「うお時」の三代目若旦那のブログ。もう十分、アラフォーなのに毎日、始末書を書いてます。。
横濱うお時コミュニケーションボード

2017年04月29日

That's one small step for me, one giant leap for uotoki

今週、キッチンスタッフに1つの宿題を出してみました。
それは、うお時が創業以来作り続けてきた、魚の照り焼き、
その照りをより持続させる調理法はないか??というもの。

実は、昨年まで、魚を焼くのに、大きなグリルを使用していたのですが
老朽化したため、直火ではなく、熱風で焼き上げる、機材に変更しました。
この新しい機材、大量調理には向いているのですが、
直火で焼いたときのような焼き色、風味を出すのが非常に難しいのです。

で、単に「考えろ!」といっても、すぐにスタッフから改善案が出てくるわけもなく。
この辺、創業65年の悪しき風潮、調理が作業になってしまってる典型例だと思います。
彼らとしては、「今まで、こうやってきたから」とか「これで十分美味しいから」という
自分勝手な論理で、自分たちの仕事を振り返ったり、工夫することはしない。
でも、それでは、何も変わることが出来ない。。

というわけで、今回、まず僕なりに考えたアイディアをスタッフに共有し
実際、焼いてみました。これが、ちょうど1週間前の土曜日の事です。
この焼き上がり、以前の物よりは確かにいい仕上がりになってました。
でも、もっと改善の余地があるんじゃないか?そう話したところ・・・・

いやぁ、スタッフからアイディアが出るは、出るは・・・・笑

大きく分けて3つのポイントがあり
①照り焼きのつけ汁の配合
②魚の漬け置き方法、時間
③焼き方(温度と時間の設定、さなかをひっくり返すタイミングなど)
それを1週間かけて、ほぼ毎日、試行錯誤を繰り返し、
現段階でベストな照り焼きが出来つつあります。

最近、思う事なのですが・・・・
確かに僕は3代目で、スタッフのほとんどが僕より社歴が長いメンバーです。
長く一緒に仕事をしてる、という事は、いろんな意味で「なんとなく」とか「きっと」
といったような曖昧なことが多いような気がします。
これって、何かを変えたい、という時に、一番、ネックになるのは、
そういう社内風土ではないかと。
多分、事業継承した経営者には業態問わず、同じ悩みがあるんじゃないでしょうか?

では、それを打破していくためには・・・・・
これを現在、五里霧中な状況ではありますが、取り組んでいます。
施策としては・・・・
①僕のやる気を見せる(言葉ではなく、行動で示す)
②ルーティーン以外の業務・トライアルに積極的に参加させる
③信賞必罰
④新しいスタッフの採用
無論、社長の僕を含めても、15人に満たない小さな組織ですので、
大企業のようにはいきませんが、この①~④を常に意識してやっています。

その小さい1歩、本当に小さい成功例が、今回の「照り焼き」かと思います。

僕にとっては、アームストロング船長の、
That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind
ではありませんが。w

でも、こうやって、1つ1つ、改善点を形にし、必ず褒めることで、嬉しい気持ちを
体感してもらう事。つまり、それは、成功体験を積ませること。
そして、各人が考えたことをアウトプットし、他を巻き込んで、チームとして
さらなる改善をすること。そして、そのサイクルが回り続ける組織、風土
そんな会社を目指していきたいと思ってます。

先は長く、ひょっとしたら最終形のゴールなんてないかもしれません、
でも、そんな組織が出来たら、きっと世界一の会社になってるかもしれません。
それを考えたら、ワクワクが止まりません。w
その1歩1歩を、経営者として、成功体験できる日々を貪欲に目指していこうと思います。

追記:
横濱うお時のハイプライスライン「しげよし」の春メニューチラシが完成しました。
横浜市中・西区の一部の皆様には折り込み広告で配布させて頂いております。
中・西区以外でも、ご注文時に、「横濱関内店(うお時)で」とお伝えいただければ、
他エリアでも、調理・お届けが可能です。是非、ご家庭のハレの日、お祝いなどで
ご利用くださいませ。
しげよし横浜関内店(うお時)2017年春メニュー
しげよし横浜関内店(うお時)オープンメニュー




  

Posted by 若旦那 at 09:40うお時関係

2017年04月22日

当たり前のレベルを上げることが・・・・

先日、アメリカ、ユナイテッド航空で、オーバーブッキングの為、
乗客を強制的に機から降ろした、というニュースが流れました。
しかも、この降ろされた乗客の代わりに搭乗したのが、
ユナイテッドの社員というのも重ねて報道されました。
この機から強制的に、というより、空港保安官(だと思います)に
暴行、引きずられた乗客のショッキングな映像で覚えていらっしゃる方も
多いのではないでしょうか??
(ヤフーニュースから  
  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170417-39618921-bbc-int )

オーバーブッキング、そのものはよくあることなので
おそらく、ここまでやるのに、いろんな手段を通じて、
ユナイテッドは乗客にアナウンスしたのだと思います。
ただ、残念なのは、それでも席を空けることが出来ず、
最後の1席のお客様に取った対応が、最悪だったという事です。

代わりに搭乗したユナイテッド社員が、本当にこの機に乗る必要、
緊急性があったかは分かりませんが、多くの人がカメラ付き携帯を持ち
どこでもインターネットにアクセス出来る時代に、このような対応が露見して
しまった事は、ユナイテッドのブランドイメージにとって
致命的な事になるかもしれません。

過去に、外食産業の現場で働いてきた経験からすれば、
クレームの第一段階でお客様にご納得して頂ければ、むしろ
そのお客様が自社・自店のファンになって頂けることが多かった気がします。
それは、クレームという、あまり喜ばしくない機会ではありますが、
その機会を通じて、真摯にお客様とお話する事が出来るからです。

他方、その第一段階でお客様にご満足、納得して頂けないと、
お客様に更なるご不満を生むことになり、ご納得いただけない結果に
なってしまうことも多々あるのも事実です。

無論、一番いいのは、ミスをしない事。
ただ、スタッフもお客様も人間です。感じ方、伝え方、それこそ千差万別です。
だからこそ、マニュアルも必要かもしれません。
でも、そのマニュアルを活かすも殺すも、そこにいる当事者、
ビジネスでいえば、スタッフの心持次第だと思います。

お客様が自分だったら…という意識を、どこまで持ち続けることができるのか?
それを常に意識し、行動出来てるか?
その心持が、お客様との信頼関係を築く、最も重要で、一番大切な事
なのでは、と思ってます。

そう書くと、難しいと思うかもしれません。
でも、ちょっとした言動で、気持ちというのは相手に伝わるものだと思います。

実は、今週、銀行に行く機会がかなり多くありました。
それも、手続き、書類作成が必要な案件で、なかなかこれが時間がかかります。
椅子に座って時間をつぶしていると、長時間まっているお客様に対して
ご案内スタッフが、「お待たせして申し訳ありません」、「記入書類確認させてください」など
個々に対応されていました。
こういう対応を見せられると、「まぁ、仕方ないな」と僕は思ってしまう。
結局、都合、銀行を出るまでに2時間近くかかりましたが、
妙に納得、むしろ「忙しい日に悪い事お願いしてしまったな」と思ってしまう次第。

待たせてる、という状況に対して、自分だったら・・・・
オーバーブッキングのお客様に対して、自分だったら・・・・

これって生きる上で、すべてに必要な事だと思います。
その当たり前のレベルを上げることが、結果として顧客満足を高め
結果的に、自分の人生も豊かになるんじゃないか、
そう考えています。

目新しさや、面白さだけでは、人の心を揺り動かす事は出来ないと思います。
無論、とてもよくできたマニュアルがあっても。
問題は、そこにいる、人、その意識の高さだと思います。
でも、それは突拍子もない事ではなくて、日々の出来事に
どこまで真摯に向かっているか、その積み重ねだと考えます。

自戒も込めて、また、そんな積み重ねを従業員が共有、実践できる職場創出を
目指し、頑張っていかねば、と痛感しています。



  

Posted by 若旦那 at 06:30うお時関係

2017年04月15日

「ブランディング」について試行中

実は弊社、1952年11月17日創業。
つまり、僕のおじいちゃん、
渡邉時太郎が横浜市中区若葉町で起業して
今年、65周年を迎えます。

その一環・・・というわけではないのですが、
実は、近日中にホームページのリニューアルを行います。

今、公開しているホームページ、
実は、もう10年選手なんです。
思えば、僕がうお時に戻ってきて、初めて手掛けた
お仕事、業務だったかと思います。

流石に、拡張性の問題や、時代にそぐわない内容もあり
思い切ってリニューアルをすることになりました。
無論、予算の問題があるので、もの凄いページではないのですが。。

で、今、悩んでいるのは、一言でいえばブランディング。
そう、うお時は、どんなお弁当屋さんなのか?
どういうふうに皆様にお伝えするのが、一番、分かりやすいのか?
どういう商品がうお時らしいのか?
全般的に悩み、考えています。

wikiによれば、ブランディングとは・・・・
「ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく
企業と組織のマーケティング戦略の1つ。」
と定義されています。

なまじ、うお時に生まれて42年。家業に携わるようになって13年。
いろんなイメージが頭をよぎり、まとまらないのが現状です。
逆に言えば、それだけ、今まで、「これだ!」というものを自覚せず
営業してきた、という事なので、これは社長として本当に恥ずべきだな、と
痛感してます。

同様に、従業員も、なんとなく・・・でやってきたわけで、
それじゃ、お客様に、うちの売りをお伝えできる訳もなく。。

美味しい、だけじゃない、皆さんにこれだ、と思っていただけるような
商品、ブランディングイメージをしっかり考え、社員と共有することが
今の弊社にとって、一番重要な経営指針なんじゃないか、と。

つまり、「ブランディング=お客様と弊社スタッフに会社の今後の方向性をしめす機会」
と考えています。
その重要性、責任感を感じつつ、実は、内心、未来のうお時を考えるとワクワクしつつ
そのビジョンをお客様、スタッフにお伝えすることで、65年目、第二の創業を
より明確に打ち出していけると思っています。

さぁ、どんなブランディングになるのか???
皆様、今後のうお時、どうぞ、御期待ください。
(ホームページは5月中にUPする予定です)





  

Posted by 若旦那 at 08:30うお時関係

2017年04月04日

クリエイティブな仕事とは??

外食産業に代表されるような所謂、フードビジネスは恒常的に
人材採用が難しいと言われています。

人材募集媒体に広告を出しても、キッチンスタッフの
募集だと、問い合わせが1週間に2~3件あれば良い方です。
デリバリー要員だと、もう少し反響があるんですが・・・。

実際、スタッフが足りず、売上げ低下、店舗閉鎖に伴う
人材不足による破産、という話も、本当にあることです。

そんな中、経営者としては、どうすれば人材が採用できるのか?
いろいろな業務の中で、かなり重要、かつ難題の課題です。

一番簡単な方法は、給与面の待遇を上げること。
でも、この方法は、一時的には有効ですが、
中・長期的に考えると、人件費が経営を圧迫しかねない
状況になるのは目に見えています。

なので、出来ることは、他の企業・店舗さんと
弊社がどう違うのか?
限られた予算の中で、弊社の社風や状況、仕事内容を
どうアピール出来るのか???

実は、僕、サラリーマン時代に採用担当人事マンでした。
その時に1番学んだことは、人材採用するタイミングと、
広告の紙面づくりで、応募者状況は本当に変わるということ。

その教訓を生かして、今週、アルバイト、パートさんの
募集広告をタウンワークさんに掲載しました。
無論、広告代理店の営業マンとみっちり打ち合わせしました。




驚くべきは、そのキャッチコピー。
「唐突ですが社長を助けてあげてください。
このままだと奥さんと夕飯の食卓を
囲むこともできなくなってしまいます…。」


いつも頼んでいるアドプランナーさんの、
弊社担当、K君にやられました。
こんなキャッチ、過去に1度しか見たことがありません。
それも、弊社ではなく、僕がご紹介した某居酒屋さんの
採用媒体で。

まさか、廻り回って、
自分のところのキャッチコピーになるとは・・・。笑

限られた状況の中で、可能な限り知恵を絞り、
新しい形を作り出す。
改善とは、クリエイティブなものなんだなぁ、
と改めて実感しました。
この広告で、どれだけの反響が来るのか、楽しみです。。


≪実際の紙面はこちら≫
https://townwork.net/detail/clc_2143201001/joid_47193393/  

Posted by 若旦那 at 06:30うお時関係

2017年03月31日

僕がしげよしさんと組んだ理由

先日の事ですが、弊社うお時の高級ライン「しげよし」に大量のご注文を頂きました。
それをフェイスブックでご紹介したところ、親しい友人から、なぜ、FCに加盟したの?という
質問を受けました。

確かに、うお時が「しげよし」ブランドを作る。「しげよし」のサイト上ではうお時ではなく
しげよし横濱関内店と表記されているし・・・。

どうしてこうなったかというと・・・・

①うお時の商品群の中で、高級商品群(2,000円以上)の商品力が弱い
②65年続けてきた商品づくり、メニュー立案、製造ペレーションに
 限界を感じるようになってきた
③しげよしを運営する寿美家和久という会社との契約がFCではなく、
 どちらかというと、弊社側にも裁量がある業務委託に近いものだったから

という点が挙げられます。

仕出し屋さん、お弁当屋さんを取り巻く状況は、本当に厳しいものがあります。
一口に仕出しといっても、お客様層、価格帯も本当に多岐にわたっています。
ネットの普及により、お客様へ直接、お弁当をご提案できるようになると
今まで以上に、商品力、コストパフォーマンスを望まれるお客様が増えてきてます。

そんな状況の中、弊社としても、今までターゲットにしにくかった一般顧客、
つまり個人・ご家族のお客様層へのアプローチを考えていました。
しかしながら、ここ数年、少なくとも僕が経営に携わるようになってから
冠婚葬祭等を対象としたお弁当、商品にあまり力を入れておらず
ラインナップも、おそらく20年以上変わってないものでした。

それを打開するために、今回、しげよしさんと提携を結び、弊社の弱点である部分を
改善、改革してみようと考えた次第です。

実際、今回の大量注文を経験して、スタッフから、「きれいなお弁当だった~」
「このおかずの切り方、入れ方をこうしたらもっときれいになるかも」
といった、前向きな意見が出てきたのが僕自身、驚きでした。

65年続けてきたやり方を改革する、それは本当に難しく、劇的な変化はリスクを伴うと思います。
でも、やり方を変える、という事は、結局、人を育てるっていう事なんだろうと考えています。
では、人、つまり人財を育てるためには・・・・まずはお手本を見つけて、真似してみることが
1番、やりやすいのでは・・・と。

弊社のしげよし商品群、4月5月、積極的に販促をかけていき、横浜市中区・西区のお客様に
認知、アピールをしていきます。ご注文が増えていく中で、スタッフがどう創意工夫、改善が
進んでいくのか、本当に楽しみです。

そのうえで、うお時らしい、新しいお弁当をどう開発していくのか・・・・
それが僕の仕事になりそうです。

いずれにしても、、皆様、今後とも叱咤激励、ご指導、ご鞭撻、何卒、よろしくお願い致します。


雅
  


Posted by 若旦那 at 05:30うお時関係