横浜の下町の大問題児、仕出し弁当屋「うお時」の三代目若旦那のブログ。もう十分、アラフォーなのに毎日、始末書を書いてます。。
横濱うお時コミュニケーションボード
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2009年01月06日

感銘を受けました。。

新年、仕事はじめとなった昨日、
珍しく早々に帰宅し、何となくTVをいじっていると・・・・

テレビ東京の番組『カンブリア宮殿』にゲストとして
日産自動車CEOのカルロス・ゴーン氏が登場されていました。



で、日産車好きな、そしてイチ経営者(のつもり)な自分としては
妙に気になってしまい、気がつけば90分、TVにかじりついてました。

あの有利子負債2兆円を抱えた日産を、わずか5年で、その負債を完済させた手腕、
一言で言うと、「冷徹」とか「冷酷」な経営者のイメージを抱いていたのですが
TVを見ているぎり、また氏のコメントから感じるところ、むしろ逆で
その人物の器の大きさを感じずにはいられませんでした。
まさに、「目から鱗」ってやつです。

90分のOAの中で、いくつか心に残った言葉があったんですが
一番、染みたのは・・・・

「およそ、人が起こした問題で、解決できないものはない」。

これ、すげぇと思いました。
要は、解決しようとする思いの強さと、それに取り組む姿勢、そして結果。
これを継続することによって、周囲に影響を与え、人や組織が起こした問題を
根本的に解決していくってこと。
当たり前のように言っていますが、でも、これが実践できてる人って
なかなかいませんよね。

器のでかさ、というか、大きさを示す行動が番組の終盤に紹介されていましたが・・・・
収録後、ゴーン氏は、一般のスタジオ観覧者に、

「今日は見に来てくれてありがとう、
質疑応答の時間が取れなかったけど機会があれば、次回は是非」


なんていう言葉をかけてスタジオを去っていきます。
この人に対する気遣い、なかなか出来ないことですよね。
変な言い方ですが、日本人以上に日本的な物を感じたのは僕だけでないはず。
その気遣いや、文化を認めている姿勢、やっぱ大企業で結果を出している
経営者って違うなって思いました。


また、本当にクルマが好きな人のようで・・・・

「どんなに落ち込んだり、気分が滅入っていても
クルマに乗れば、いつでも気分が良くなる」
とも。
好きだからこそ、本気で仕事に取り組める。
それは画面を通じても感じることができました。

私事ですが・・・・・
実は、人付き合いや自分の性格的欠点について、よく悩むことがあります。
つまり、相手に対して、どういう風に伝えればいいのか?
どうしたら、分かってもらえるのか?みたいな。

まぁ、元々、我が強く、割と強引な性格と自負してますが。(笑
思いが強くなればなるほど、悩んでしまう訳ですね、
だって自分の思いを押しつけたくないですから(笑

だからこそ、結構、対人関係で悩んでしまって、疲れてしまうことが多いのですが
今回、なんか番組を見て、なんかヒントを貰えた気がします。
まぁ、器がまだまだ小さいんで、これでOKという答えではありませんが
何となく、光が見えたような・・・。

2009年は、今まで以上に成長の年にできたらって思っています。
あぁ、良い番組でした。。

  


Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 09:27