横浜の下町の大問題児、仕出し弁当屋「うお時」の三代目若旦那のブログ。もう十分、アラフォーなのに毎日、始末書を書いてます。。
横濱うお時コミュニケーションボード
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2008年04月21日

cantaloop(flip fantasia)

最近、「温故知新」とか「歴史」という言葉が好き。

でも、それは、例えばフレンチの世界でいう、エスコフィエの古典を全面的に
盲目的に賞賛するのではなく、その「古典」からどういうエッセンスを吸収したり
どう「再生」し、その時代によりフィットし、新たなる価値観を創出できるか、という事に
興味があるから。

つまり、どうやったら、新たなる価値観を生むことが出来るのか・・・。
どうしたら、自分らしいヌーベル・キュイジィーヌを生み出すことが出来るのか?
自分の成長も、街づくりも。


そんなことを考えて
今日は久々に、このアルバムを聴いてました。

Us3 1993年発表『hand on the torch』



このUs3、ロンドンで結成されたacid jazzのユニットなのですが
何がすごいかと言うと、あの名門jazzレーベルのBLUE NOTEから
自社が版権を持つ、全ての曲のサンプリングを許されたってこと。
つまり、好きにリミックスして良いよ・・・という許可をレーベルから貰ったっていうのが
すごい訳です。

タイトルにもつけましたが、このアルバムの中に、
ハービー・ハンコックの不朽の名作♪cantaloop island♪のカバー版
♪cantaloop(flip fabrasia)♪が収録されています。
ちなみに、こんな曲です。



う~ん、思いっきりhip hop。
世代的に、on timeだったので、かなりいろんな事が走馬灯のように
頭をよぎりますが。。。

で、言いたいことなんですけどね・・・・
「人」も「街」も、そこに積み重なってきたものが有るわけで。
人で言えば、経験や失敗、成功体験。
街で言えば、歴史や風土、文化。

そういうものを、自分なりに理解をし、改善していくことで
より良い方向に物事は進んでいくのかも・・・と。

新たなる価値や成長を生み出す為には、時には、自分に甘えず
ストイックに自分を追い詰めることが必要だし、
或いは、過去の成功体験に固執することなく、
前向きに進んでいくしかないわけで・・・・・。

つまり、人で言えば、自分自身の事をちゃんと振り返ること
街で言えば、その街の歴史を知ること。
変な成功体験や偏見に左右されず、客観的な視点で。

そこから、現状の問題や壁、チャレンジしなきゃいけないものが
生まれてくるのかな・・・と。

そうすると、こんな♪cantaloop♪みたいに、新たなる息吹を吹き込まれ
素晴しい価値を生むのでは・・なんて思う次第。

人生は本当に難しい。
60~70年の時間で、どれだけ自分が成長できるのだろうか?
どれだけ、大好きな横浜が、より良い街になるのだろうか?

いずれにしても、その変化を楽しみにしていきたいものですな。
(考えてみたら、横浜自体も、そういうカルチャーを持っているような)

追記:
なんだか散文になってしまい、申し訳なかとです、ハイ。(笑




  


Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 22:35アルバムジャケットは芸術だ

2008年04月21日

祭りの後・・・



4月も2週間を過ぎ・・・・・
イベントやプロジェクトも一段落。

まぁ、相変わらず、本業が大忙しですが・・・・・。


結果、自分の仕事が、写真のように
文字通り、『山済み』。

なかなか効率的に仕事が進まないものです。

まだまだ修行が足りませぬ。  
タグ :横浜若旦那


Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 17:15